2019/1/26 @ Akasaka B flat

Dinner With Friends

Count Basieの1957年のアルバムApril In Parisに収録されたアップテンポのスイングナンバー。Neal Heftiの作曲です。日本のテレビ番組でオープニングテーマ曲として使われており人気のある曲です。

You Stepped Out Of a Dream

ベルギーなどヨーロッパで活躍したThe Kenny Clarke-Francy Boland Big Bandの1968年のアルバムAll Smilesに収録されたアレンジです。原曲は1941年のミュージカル映画「Ziegfried Girl」の劇中歌で、ジャズのスタンダード曲となっています。

How High The Moon

原曲は1940年代にリリースされたジャズのスタンダード曲です。今回演奏した楽譜は、ビッグバンド向けの良質なアレンジを発表し続けているDave Wolpeが2001年にリリースしたバージョンで、トロンボーンセクションをフィーチャーしています。

It’s Oh, So Nice

Count Basie Orchestraの1968年のアルバムBasie Straight Aheadに収録された、Sammy Nesticoによる曲です。リラックスした、気持ちの良いミディアム・スイングの曲です。

In a Mellow Tone

Duke Ellingtonが1930年代に作曲した有名なスタンダード曲です。今回演奏した楽譜は、Count Basie Orchestraのバージョンに基づいています。1959年のライブアルバムBreakfast Dance and Barbecueに収録された演奏をベースに、2005年に楽譜制作・出版されたものです。

Time Stream

Count Basie Orchestraの1983年のアルバムFancy Pantsで発表された軽快なスイングナンバーです。今回演奏した楽譜は、作曲者のSammy Nesticoの作品を集めた2005年のアルバムA Portrait Of Sammyに収録されたバージョンに基づいています。

Groovin’ Hard

Buddy Rich Big Bandの1970年のアルバム Keep The Customer Satisfiedに収録された曲です。タイトル通り強烈なグルーブ感を生み出す曲です。今回演奏した楽譜は、2014年に米国の楽譜出版社から発行されたエディションです。

James

原曲はギタリストPat Methenyのグラミー賞受賞アルバムOfframpに収録されています。今回演奏した楽譜はアレンジャーBob Curnowが2011年に発表したもので、アルバムMusic of Pat Metheny & Lyle Mays – Volume IIに収録されました。

Dream of the Return

Jamesと同じくPat Methenyの作曲で、Bob Curnowがビッグバンド向けにアレンジしたものです。1994年に発表された楽譜で、トロンボーンをフィーチャーするロックバラードです。

Embraceable You

20世紀アメリカを代表する作曲家George & Ira Gershwinによる作品です。1930年のミュージカルGirl Crazyの劇中歌です。Girl Crazyは1943年に映画化され、Judy Garlandがこの曲を歌いました。他にもBillie HolidayやNat King Coleなど当時の人気歌手がこぞって取り上げた名曲です。今回演奏した楽譜は、上記のHow High The Moonと同じくDave Wolpeがアレンジし2001年に出版されたものです。

Bewitched

1940年のミュージカルPal Joeyで使われたラブソングで、原題はBewitched, Bothered and Bewilderedと言う長いものです。作曲者のRichard RodgersはOscar Hammerstein IIとのコンビで有名ですが、この曲の作詞者はLorenz Hartです。Hartは他にBlue MoonやMy Funny Valentineなども作詞しています。今回演奏した楽譜は、2010年に米国の出版社から発表されたエディションで、Mark Taylorのアレンジによるものです。

Gotta Be This Or That

ジャズボーカルの女王Ella Fitzgeraldによる1958年のアルバムElla Swings Lightlyに収録された軽快なナンバーです。 原曲は1944年にSunny Skylarが作曲し、Benny Goodman楽団が演奏してヒットしました。

When Lights Are Low

アルトサックス奏者Benny Carterの代表曲です。Carterがヨーロッパ滞在中の1936年に、2ビートのダンス音楽として作曲されました。今回演奏した楽譜は、Carter本人が1973年にビッグバンド向けにアレンジし直したエディションです。ミディアムテンポのリラックスしたスイングナンバーです。

Flight To Nassau

Count Basie Orchestraの1980年のアルバムWarm Breezeで発表された、Sammy Nesticoによるアップテンポの曲です。

It’s Been A Long Long Time

1945年の米国で大ヒットした曲です。戦地から帰ってくる夫や恋人を待ちわびた気持ちを歌った曲です。Kitty Kallen/Harry James楽団やBing Crosby/Les Paul Trioなど多くの録音があります。今回演奏した楽譜はJune Christy/Stan Kenton楽団のエディションです。